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レンタルコミック
2010/03/27(Sat) 23:44:21 |
CATEGORY:マンガ
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COMMENT:2
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TB:0
久方ぶりに、また行っちゃった
むふ
思い起こせば10ウン年前…
中学のときに、尾山台にある絵画教室アルテ・トネヤマに通ってたときに見つけたお店。
今はビデオ屋さんでマンガのレンタルもしてたりするのを見かけるけど、当時は珍しい業態だった。
まだマン喫とかも普及してなかった頃だし。
漫画の1つのシリーズが4~5冊ずつのセットになってて、1週間だいたい250~300円でレンタルできる。
ジャンプやサンデーなんかの少年マンガ、ビッグコミックとかのビジネスマン向け、マーガレットや花とゆめなんかの少女マンガ、そのほか手塚治虫などの名作系、レディースマンガなど幅広く置いている。
しかも古い作品もいっぱい扱っているのがこのお店の特徴。

壁は全面本棚で、真ん中の棚も両面マンガ。
壁は天井ぎりぎりまでマンガが詰まってて、下の方の棚は格段表面に見えてるマンガを取り出すと、奥に隠されるようにさらにマンガが出てくるという充満っぷり。
(そしてたぶん置き場所を把握しているのは店員さんのみ。データで管理とかしてないんじゃないかな)
がんばって本棚を端から端まで見ていくと、
ヤバイ、こんなところに
(名前だけは聞いたことがある)名作をいっぱいみつけちゃった…!
なんてことがたくさんある。
そしてかつて自分が少女時代
に読んでいた懐かしいマンガたちも…
そんなのに出会ってしまうと、おもわず手が伸びてしまふの。
とりあえず今回はコレ借りました
末次 由紀
「ちはやふる」1
これが一番読みたかった!!
今回はほぼコレが目的でお店に行ったの。
Be・Loveコミックスという講談社の少女マンガだけど、今とってもとっても人気のある話題のマンガ。
百人一首競技(カルタ取りみたいなやつ)のお話。
とりあえず1~4巻借りた。
あとは、この2シリーズ
浦沢 直樹
「PLUTO」1
今さらやっと…
とりあえずハリウッドでアニメ映画化した「ATOM」を観るより先に読まんとなぁと思ってたの。
(映画は、面白いかどうかはともかく、主演(というかテンマ博士)が大好きなニコラス・ケイジなので、とにかく観る。ちなみにアトムの声は「チャーリーとチョコレート工場」などのフレディ・ハイモアくん。そのほか声優陣が豪華&私のスキな俳優さんが多い
)
1~4巻をレンタル。
通勤電車で読みます!!
(ホントは仕事の勉強になる本読まないとなんだけど…)
こんだけ借りとけば、この1週間は毎日楽しく通勤できるでしょ
そして、また週末に返却しに行きがてら新しいマンガを借りる。と。
なんかオススメのマンガがあったら教えてね~


むふ

思い起こせば10ウン年前…
中学のときに、尾山台にある絵画教室アルテ・トネヤマに通ってたときに見つけたお店。
今はビデオ屋さんでマンガのレンタルもしてたりするのを見かけるけど、当時は珍しい業態だった。
まだマン喫とかも普及してなかった頃だし。
漫画の1つのシリーズが4~5冊ずつのセットになってて、1週間だいたい250~300円でレンタルできる。
ジャンプやサンデーなんかの少年マンガ、ビッグコミックとかのビジネスマン向け、マーガレットや花とゆめなんかの少女マンガ、そのほか手塚治虫などの名作系、レディースマンガなど幅広く置いている。
しかも古い作品もいっぱい扱っているのがこのお店の特徴。

壁は全面本棚で、真ん中の棚も両面マンガ。
壁は天井ぎりぎりまでマンガが詰まってて、下の方の棚は格段表面に見えてるマンガを取り出すと、奥に隠されるようにさらにマンガが出てくるという充満っぷり。
(そしてたぶん置き場所を把握しているのは店員さんのみ。データで管理とかしてないんじゃないかな)
がんばって本棚を端から端まで見ていくと、
ヤバイ、こんなところに
(名前だけは聞いたことがある)名作をいっぱいみつけちゃった…!
なんてことがたくさんある。
そしてかつて自分が少女時代

そんなのに出会ってしまうと、おもわず手が伸びてしまふの。
とりあえず今回はコレ借りました


「ちはやふる」1
これが一番読みたかった!!
今回はほぼコレが目的でお店に行ったの。
Be・Loveコミックスという講談社の少女マンガだけど、今とってもとっても人気のある話題のマンガ。
百人一首競技(カルタ取りみたいなやつ)のお話。
とりあえず1~4巻借りた。
あとは、この2シリーズ


「PLUTO」1
今さらやっと…
とりあえずハリウッドでアニメ映画化した「ATOM」を観るより先に読まんとなぁと思ってたの。
(映画は、面白いかどうかはともかく、主演(というかテンマ博士)が大好きなニコラス・ケイジなので、とにかく観る。ちなみにアトムの声は「チャーリーとチョコレート工場」などのフレディ・ハイモアくん。そのほか声優陣が豪華&私のスキな俳優さんが多い

1~4巻をレンタル。
通勤電車で読みます!!
(ホントは仕事の勉強になる本読まないとなんだけど…)
こんだけ借りとけば、この1週間は毎日楽しく通勤できるでしょ

そして、また週末に返却しに行きがてら新しいマンガを借りる。と。
なんかオススメのマンガがあったら教えてね~



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東野圭吾「悪意」★★★★☆ “書く”とは…
2010/01/06(Wed) 12:58:40 |
CATEGORY:小説
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TB:2
2010最初のレビューは、映画じゃなくて本で。
映画は今年入ってまだ1本も観てないっス!!


とりあえず面白かったので、読書報告。。
東野圭吾の「悪意」読みました。
東野圭吾は、映画にもなった「容疑者Xの献身」を読んで大好きになってしまった作家さん。
その後何冊か読んだけど、「容疑者X~」に匹敵するインパクトを受けた作品に出会ったのはコレが1冊目だわ。
あらすじ
人気作家の日高邦彦が殺された。日高の幼馴染であり今も親しくしている野々口修は、日高が自宅で死んでいるのを日高の妻と一緒に見つけた第一発見者であった。駆け出しの児童文学の作家である野々口は身近な人間の殺害事件を記録する意味で手記を書きはじめる。
野々口は、児童文学の作家になる前は教師であったが、その時に同じ学校で教えていた加賀恭一郎と偶然再会する。彼は教師を辞め今は刑事となっていた。そして日高邦彦殺害事件の担当であった。
野々口は事件の関係者として加賀たちから事情聴取などで話をするうち、自分が事件の手記を書いていることを打ち明ける。加賀からその手記をぜひ読ませてほしいと頼まれた野々口は警察に手記を見せた。そこには、事件当日の日高や日高の妻、野々口本人のことなどが記され、またその後の事件の展開や野々口を含む遺された者たちの様子が記されていた。
それは一見事件を克明に記録しているように見えたが、加賀刑事は手記に疑いの目を向けていた。
人気作家の日高邦彦が殺された。日高の幼馴染であり今も親しくしている野々口修は、日高が自宅で死んでいるのを日高の妻と一緒に見つけた第一発見者であった。駆け出しの児童文学の作家である野々口は身近な人間の殺害事件を記録する意味で手記を書きはじめる。
野々口は、児童文学の作家になる前は教師であったが、その時に同じ学校で教えていた加賀恭一郎と偶然再会する。彼は教師を辞め今は刑事となっていた。そして日高邦彦殺害事件の担当であった。
野々口は事件の関係者として加賀たちから事情聴取などで話をするうち、自分が事件の手記を書いていることを打ち明ける。加賀からその手記をぜひ読ませてほしいと頼まれた野々口は警察に手記を見せた。そこには、事件当日の日高や日高の妻、野々口本人のことなどが記され、またその後の事件の展開や野々口を含む遺された者たちの様子が記されていた。
それは一見事件を克明に記録しているように見えたが、加賀刑事は手記に疑いの目を向けていた。
テーマは“書く”こと。
“書く”とはどういうことか、“書かれたもの”とはどういう危険を孕むものなのかを考えながら読みたい1作。
展開が二転三転するミステリーなので、はっきり言ってできるだけ内容はここではバラしたくない…
読んで楽しんでください。。
ちなみに、NHKで2001年にドラマ化もされたらしい。
「うむ、やっぱりされてたか」ってくらい面白い作品だったので納得。
ドラマでは加賀刑事は西原という人物に変更になっていて、演じたのは間寛平。
間寛平!? すごいチョイスだ。。。
野々口は佐々木蔵之介、日高は宅麻伸だったらしい。
原作では2人は同級生という設定だったけど、ずいぶん年齢が離れたキャスティング…
→詳しくはWikiで
東野圭吾はたくさん本を出している作家だけど、ランダムに選んで順番も特に気にせず読んでいた作品の中に加賀刑事が登場する本が複数あることを発見!
特に今回の「悪意」の1コ前に読んだ「嘘をもうひとつだけ」は、加賀刑事が事件を解いていく短編集を集めた本だったので、加賀シリーズなんてものが存在するなんて知らなかった私は「悪意」を読み始めて、
あれ、こないだの刑事がまた出てる! なんで?
とびっくり。。
今回加賀シリーズについてちょっと調べて気づいたんだが、
さらにその前に読んだかなり昔の東野圭吾の小説「卒業」は、大学生の加賀が殺人事件に巻き込まれるという、加賀初登場の小説だったらしい。
偶然。なんかコワイ…
![]() | 東野圭吾著「卒業」 ちなみに「卒業」はあんまり好きじゃなかった。 加賀が親しくしている同じ大学の学生7人だがのグループのなかで3人も死ぬというかなり過激な内容だったし、加賀は仲間がどんどん殺されるのに(大学生のくせに)結構冷静に事件を推理していく、ちょっと信じられない神経の持ち主というキャラで全然共感できなかったから。。。 |
→「加賀シリーズ」について、詳しくはWikiで。
加賀は、デキる刑事なんだが、暗い…
デキすぎて若干ムカつくし…
そしてしつこい。(だからきっとデキる刑事なんだけど)
まぁいいや。
加賀シリーズを知らずに3冊も続けて読んじゃってたのも何かの縁だろう。
(何の縁だ……なんかコワイ)
選択肢がいろいろあるとすごく迷っちゃう優柔不断者のわたしなので、とりあえずたくさんある東野圭吾作品は加賀シリーズから制覇していこうっと。
”ワンピ”フィーバーが…!
2009/12/19(Sat) 18:12:57 |
CATEGORY:マンガ
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COMMENT:0
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TB:0
ウチは、妹が「ONE PIECE」
を全巻集めてます。
こないだ最新 56巻読んだよ!
脱獄(?ルフィは収監されたわけじゃないけど)編はいつもの仲間とは別行動だけど、新しいキャラに加えて懐かしいキャラも色々出てきて楽しい。
昔の敵も今は味方ってところが、ルフィらしくっていい
しかしイワさんは顔コワすぎ…
(56巻表紙のむらさきのパンチパーマのニューハーフさん)
岩イワさんの出てくるページを開いてるときだけ、ものすごい劇画を読んでるようで電車の中でちょっとハズカシイ…
しかしまー、やっぱワンピはパワフルでいいよねぇ!
尾田栄一郎の想像力とエネルギーに圧倒されちゃうね。
これだけ人気を博すのも納得の作品。
すごーい!ちゃんとみんなの絵文字もあったぞ!→








これぞ人気の証
12/12から映画も公開中。
「ONE PIECE FILM
STRONG WORLD」
原作の尾田栄一郎が、ストーリー、コスチューム&クリーチャーデザイン、製作総指揮を務めた、かなり仕上がりが期待できそうな映画。
ここまで原作者が関わっていると、もしかしたらアニメよりもクオリティー高かったりする…?
と、かなり期待が高まっちゃうんですが

しかもゲスト声優に竹中直人、北島康介(オリンピックメダリストが声優!)なんかが抜擢されているってことで、
なんだかとっても楽しみ…!
やばいぞ、観にいっちゃうかも知れん……
最新巻が出て、映画が公開されて、ワンピ絶好調!
雑誌 「Switch」 では、尾田栄一郎と桜井和寿(Mr.children)の対談なんてのもやってた。
今回のワンピの映画の主題歌がミスチルで、ミスチルは映画のために曲を書き下ろし。
そしてミスチルを指名したのが尾田さんだったそうで。
最近は映画のプロモーションに原作者も駆り出されるのか…。
尾田さんも大変だネェ。。
ちなみに、尾田さんは顔出しNGだそうです。
(キャラの顔が売れる必要はあっても漫画家の顔は売れる必要ない、とのこと)
てことで、世間的に盛り上がってるワンピ熱に乗せられて、食玩に手を出しちゃった!!
だって可愛かったんだもん!!
←サンジくん
実はこのフィギュア、純粋にフィギュアだけで安っちいお菓子の一個もついていないという「食玩」とは呼べないシロモノ。
純粋にフィギュア!!
でも可愛い~~
全7種類で、確かあとルフィ、ナミ、チョッパー、フランキー、ハンコック、エース、とあとロビンかブルックどっちかだったかな。
箱に全種類の写真が載ってたけど全部可愛かったので、密かにコンプリートしたいと思っているところ……
写真↑のサンジくんは会社の近くのミニストップで買ったんだけど、地元のミニストップ2件(ネットで店舗を調べて回った…)ではもう売ってなかった~
会社んとこのミニストップもう一回見てみよー!!


脱獄(?ルフィは収監されたわけじゃないけど)編はいつもの仲間とは別行動だけど、新しいキャラに加えて懐かしいキャラも色々出てきて楽しい。
昔の敵も今は味方ってところが、ルフィらしくっていい

しかしイワさんは顔コワすぎ…
(56巻表紙のむらさきのパンチパーマのニューハーフさん)

しかしまー、やっぱワンピはパワフルでいいよねぇ!

尾田栄一郎の想像力とエネルギーに圧倒されちゃうね。
これだけ人気を博すのも納得の作品。
すごーい!ちゃんとみんなの絵文字もあったぞ!→









これぞ人気の証


「ONE PIECE FILM
STRONG WORLD」
原作の尾田栄一郎が、ストーリー、コスチューム&クリーチャーデザイン、製作総指揮を務めた、かなり仕上がりが期待できそうな映画。
ここまで原作者が関わっていると、もしかしたらアニメよりもクオリティー高かったりする…?
と、かなり期待が高まっちゃうんですが


しかもゲスト声優に竹中直人、北島康介(オリンピックメダリストが声優!)なんかが抜擢されているってことで、
なんだかとっても楽しみ…!
やばいぞ、観にいっちゃうかも知れん……
最新巻が出て、映画が公開されて、ワンピ絶好調!

今回のワンピの映画の主題歌がミスチルで、ミスチルは映画のために曲を書き下ろし。
そしてミスチルを指名したのが尾田さんだったそうで。
最近は映画のプロモーションに原作者も駆り出されるのか…。
尾田さんも大変だネェ。。
ちなみに、尾田さんは顔出しNGだそうです。
(キャラの顔が売れる必要はあっても漫画家の顔は売れる必要ない、とのこと)
てことで、世間的に盛り上がってるワンピ熱に乗せられて、食玩に手を出しちゃった!!
だって可愛かったんだもん!!


実はこのフィギュア、純粋にフィギュアだけで安っちいお菓子の一個もついていないという「食玩」とは呼べないシロモノ。
純粋にフィギュア!!
でも可愛い~~

全7種類で、確かあとルフィ、ナミ、チョッパー、フランキー、ハンコック、エース、とあとロビンかブルックどっちかだったかな。
箱に全種類の写真が載ってたけど全部可愛かったので、密かにコンプリートしたいと思っているところ……
写真↑のサンジくんは会社の近くのミニストップで買ったんだけど、地元のミニストップ2件(ネットで店舗を調べて回った…)ではもう売ってなかった~

会社んとこのミニストップもう一回見てみよー!!
本「物は言いよう」★★★☆ 気付かずにセクハラしてませんか?
2009/10/06(Tue) 12:02:34 |
CATEGORY:本
|
COMMENT:0
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TB:0
ここ1、2週間ほどブログのレイアウトを色々いじっておりました。
中途半端な状態で放置(もちろん公開したまま…)したりとお見苦しいところを曝しておりましたが、やっと完成。(私の)気が済みました。
しばらくはこのレイアウトで落ち着くと思います。。
はぁぁ、疲れた…



* * * * * * * * * * * *
さて、やっと読み終わった本のご紹介~。
斉藤美奈子著「物は言いよう」もその中の1冊 。
政治家の発言や執筆家の著作、新聞、雑誌に掲載されたインタビューなどなど、公共の電波や紙面にのった表現をフェミ・コード(略してFC)の観点からチェック。
誰が見ても明らかに「オイオイ……
」なセクハラ・男女差別な難易度★のもの(中にはレイプ擁護みたいな発言も)から、「ん、ちょっと待てよ?」や「普段当たり前に使いすぎてて今更直せない!!」難易度★★★のものまで幅広い事例を取り上げて、かなりの辛口でビシバシチェック!!
「人を批判するなら実名で」と自分で語るとおり、ここまで言っちゃうのか…と感心するほど大物もバッサバッサ切りまくる
、実に男前(←これもFCチェックに引っかかりそう…)な著者の斎藤美奈子さん。
清々しいっス!
何がフェミ・コードに引っかかるのかを色々な事例を通して見直しながら読み進めていくうちに、今までなんとなくしか掴めていなかった「フェミニズム」や「ジェンダーフリー」、「男女共同参画社会」という言葉の意味が徐々に解ってきます。
「セクハラやフェミニズムに気をつけて」と言うと、普段の何気ない一言にまで配慮しなくちゃいけないような、言動が束縛されて堅苦しい気疲れしそうな印象を受けるけど、真意は堅苦しさとは対極。
"性別+らしさ"からの解放を呼びかけるのが「フェミニズム」や「ジェンダーフリー」なのでした。
で、そうやって解放されるためには、私たちが普段の生活で意識・無意識でやっている男女差別を無くしていく努力をしなきゃいけない。
「セクハラ」や「フェミコードにひっかかる言動」に気をつけることは、そんな努力の中の一つなのです。
ジェンダーフリーは決して男対女の戦いとか、弱い女が強くなるための武装や攻撃ではなくて、社会や個人の多様化の1つなんだ、ってことがこの本を読んでいてわかってきましたよ。
私は中高と私立の女子校で伸び伸び育ってしまったので(?)、大学の教授連の封建的なにおいがプンプン漂ってくる様子を見て「まだこんなことやってんのか!」と驚きと呆れを強く感じました。
でも、社会にもまだまだそんな風習が残っているところもたくさんあるよね。
恵まれたことに私はそんなにひどい状態の環境には行き当たったことがないけど、未だに古い考えが抜けないところでは、今も女性が日々戦っている、もしくは耐え忍んでいると思います…
本で何度か取り上げられる石原都知事とかも行政面では現代的・画期的な考えの持ち主という印象だけど、男女の力関係や役割については年齢なりの古臭い考えのままみたいだし。
(てことは、場合によっては都庁で働いている女性はみんな、毎日多少なり戦い・耐え忍びを強いられているかも…? こんな日本の中心的な職場でさえそうなんだから、他にもまだどこにそんな環境が潜んでいるかわからん。。。)
あ、FCチェックに引っかかるのは男性だけじゃないですよ!女性の発言もたくさん取り上げられてます。女性も要注意!!
まぁ、なんて感じで今のニッポンについていろいろと考えさせられてみたり、日頃の自分の言動についていろいろ考えさせられてみたり。
なかなか刺激的な本で良かったですよ。
中途半端な状態で放置(もちろん公開したまま…)したりとお見苦しいところを曝しておりましたが、やっと完成。(私の)気が済みました。
しばらくはこのレイアウトで落ち着くと思います。。
はぁぁ、疲れた…




* * * * * * * * * * * *
さて、やっと読み終わった本のご紹介~。
![]() 斎藤 美奈子 著 「物は言いよう」 | エッセイ…てほど軽い内容ではなく、評論というほど一つのことについて深く掘り下げた書き方をしてる本でもなく… いろんな人の発言や著作などを、セクハラやフェミニズムの観点からチェックする という本です。 著者いわく実用書だそうです。 「こういう発言はセクハラやフェミニズム(→男女平等)の観点から要注意だよ!」というハウツー本とでも申しましょうか… |
私は小説家の三浦しをんのエッセイが大好きで何冊か読んだんだけど、その中の「三四郎はそれから門を出た」という本は、大変な読書家である三浦しをんが選んだ本の紹介集。興味をそそられる、まだ見ぬ本たちがたくさん出てきます。 | ![]() |
斉藤美奈子著「物は言いよう」もその中の1冊 。
政治家の発言や執筆家の著作、新聞、雑誌に掲載されたインタビューなどなど、公共の電波や紙面にのった表現をフェミ・コード(略してFC)の観点からチェック。
誰が見ても明らかに「オイオイ……

「人を批判するなら実名で」と自分で語るとおり、ここまで言っちゃうのか…と感心するほど大物もバッサバッサ切りまくる

清々しいっス!
何がフェミ・コードに引っかかるのかを色々な事例を通して見直しながら読み進めていくうちに、今までなんとなくしか掴めていなかった「フェミニズム」や「ジェンダーフリー」、「男女共同参画社会」という言葉の意味が徐々に解ってきます。
「セクハラやフェミニズムに気をつけて」と言うと、普段の何気ない一言にまで配慮しなくちゃいけないような、言動が束縛されて堅苦しい気疲れしそうな印象を受けるけど、真意は堅苦しさとは対極。
「男らしさ」「女らしさ」という性別ごとの"らしさ"で個人を縛るのをやめて、「自分らしさ」「その人らしさ」つまり個性をもっと大事にしましょうよ
ということ。"性別+らしさ"からの解放を呼びかけるのが「フェミニズム」や「ジェンダーフリー」なのでした。
で、そうやって解放されるためには、私たちが普段の生活で意識・無意識でやっている男女差別を無くしていく努力をしなきゃいけない。
「セクハラ」や「フェミコードにひっかかる言動」に気をつけることは、そんな努力の中の一つなのです。
ジェンダーフリーは決して男対女の戦いとか、弱い女が強くなるための武装や攻撃ではなくて、社会や個人の多様化の1つなんだ、ってことがこの本を読んでいてわかってきましたよ。
私は中高と私立の女子校で伸び伸び育ってしまったので(?)、大学の教授連の封建的なにおいがプンプン漂ってくる様子を見て「まだこんなことやってんのか!」と驚きと呆れを強く感じました。
でも、社会にもまだまだそんな風習が残っているところもたくさんあるよね。
恵まれたことに私はそんなにひどい状態の環境には行き当たったことがないけど、未だに古い考えが抜けないところでは、今も女性が日々戦っている、もしくは耐え忍んでいると思います…
本で何度か取り上げられる石原都知事とかも行政面では現代的・画期的な考えの持ち主という印象だけど、男女の力関係や役割については年齢なりの古臭い考えのままみたいだし。
(てことは、場合によっては都庁で働いている女性はみんな、毎日多少なり戦い・耐え忍びを強いられているかも…? こんな日本の中心的な職場でさえそうなんだから、他にもまだどこにそんな環境が潜んでいるかわからん。。。)
あ、FCチェックに引っかかるのは男性だけじゃないですよ!女性の発言もたくさん取り上げられてます。女性も要注意!!
まぁ、なんて感じで今のニッポンについていろいろと考えさせられてみたり、日頃の自分の言動についていろいろ考えさせられてみたり。
なかなか刺激的な本で良かったですよ。
「ジョーカー・ゲーム」★★★ 戦時中の日本のスパイ学校で
2009/07/31(Fri) 15:55:53 |
CATEGORY:小説
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COMMENT:0
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TB:0
![]() | 柳 広司著 「ジョーカー・ゲーム」 商品詳細を見る |
「ジョーカー・ゲーム」 を読みました。
読書の初心者なので、とりあえず誰かが薦めている話題の本から手をつけてみよう!ってことで、この本もその1冊。
第30回吉川英治文学新人賞、第62回日本推理作家協会賞を受賞。2009年本屋大賞にノミネートされた、スパイのお話です。
昭和12年、軍隊が日本を統制していた時代。
かつて優秀なスパイであり、あるとき仲間の裏切りで敵に捕らえられるが、隙をついて敵方の機密情報を持ち出して脱出したという噂のある人物、結城中佐。
彼は誰一人いい顔をしない軍上層部を単身押し切り、スパイ養成所立ち上げを敢行。
通称D機関と呼ばれるこの養成所は原則として軍人ではない一般人を入所対象とし、入試試験は大変奇妙で難解な内容であった。そしてその試験にパスした者だけがD機関でスパイになる訓練を受けた。
D機関で訓練生たちがまず叩き込まれることは「死ぬな、殺すな」そして「とらわれるな」。
世間の注目を引く「人の死」は最も避けるべき事態とし、敵国に長期間潜入し単独で行動するスパイとして既成観念や思想などにとらわれず臨機応変に自分の頭で考え判断・行動せよという理念を持つD機関は、軍の一機関でありながら、天皇を尊崇し、敵を殺し、戦いの中で死ぬことこそ誇りと考える一般の軍人たちから見れば、全く異質で理解不能な機関であった。
D機関の訓練生たちは、困難で孤独で世間的名声を一切手にできないスパイという仕事をなぜ目指し、続けるのか。
そこには「これくらいの任務は自分にこなせて当然」「こなせなければならない」という自分の能力の高さへの強烈な自負心があった。
というかんじ。
というかんいというか、この本で言いたいこと全部言っちゃったかも…。
すんません。
でも、この本の言いたいことは本の冒頭部分ですでに書かれていて、このことを実際のケースとして表したエピソードが数個繰り広げられ、その中でも繰り返し↑のことが再確認のように書かれ続けます。
そういう形式の小説なの。
この本は、D機関で養成されたスパイたちの活躍のエピソードが数個載った短編集みたいな感じですが、そのなかでシリーズを通して描かれる大きなクライマックスに向けて徐々に盛り上がる、とかはほとんどなし。
そういう意味では、完全に1話完結な気軽に読める短編集みたいな感じ。
それを読みやすいと感じるか物足りないと感じるかは人によりけりかな。
謎に包まれた結城中佐、一体あんた何者だい!?
って思いながら、痛快なスパイミステリーを楽しんでください(笑)
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