DATE : 2009年07月31日

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「ジョーカー・ゲーム」★★★ 戦時中の日本のスパイ学校で

柳 広司著「ジョーカー・ゲーム」柳 広司著
「ジョーカー・ゲーム」


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「ジョーカー・ゲーム」 を読みました。
読書の初心者なので、とりあえず誰かが薦めている話題の本から手をつけてみよう!ってことで、この本もその1冊。
第30回吉川英治文学新人賞、第62回日本推理作家協会賞を受賞。2009年本屋大賞にノミネートされた、スパイのお話です。


昭和12年、軍隊が日本を統制していた時代。
かつて優秀なスパイであり、あるとき仲間の裏切りで敵に捕らえられるが、隙をついて敵方の機密情報を持ち出して脱出したという噂のある人物、結城中佐。
彼は誰一人いい顔をしない軍上層部を単身押し切り、スパイ養成所立ち上げを敢行。
通称D機関と呼ばれるこの養成所は原則として軍人ではない一般人を入所対象とし、入試試験は大変奇妙で難解な内容であった。そしてその試験にパスした者だけがD機関でスパイになる訓練を受けた。
D機関で訓練生たちがまず叩き込まれることは「死ぬな、殺すな」そして「とらわれるな」。
世間の注目を引く「人の死」は最も避けるべき事態とし、敵国に長期間潜入し単独で行動するスパイとして既成観念や思想などにとらわれず臨機応変に自分の頭で考え判断・行動せよという理念を持つD機関は、軍の一機関でありながら、天皇を尊崇し、敵を殺し、戦いの中で死ぬことこそ誇りと考える一般の軍人たちから見れば、全く異質で理解不能な機関であった。
D機関の訓練生たちは、困難で孤独で世間的名声を一切手にできないスパイという仕事をなぜ目指し、続けるのか。
そこには「これくらいの任務は自分にこなせて当然」「こなせなければならない」という自分の能力の高さへの強烈な自負心があった。


というかんじ。
というかんいというか、この本で言いたいこと全部言っちゃったかも…。
すんません。

でも、この本の言いたいことは本の冒頭部分ですでに書かれていて、このことを実際のケースとして表したエピソードが数個繰り広げられ、その中でも繰り返し↑のことが再確認のように書かれ続けます。
そういう形式の小説なの。

この本は、D機関で養成されたスパイたちの活躍のエピソードが数個載った短編集みたいな感じですが、そのなかでシリーズを通して描かれる大きなクライマックスに向けて徐々に盛り上がる、とかはほとんどなし。
そういう意味では、完全に1話完結な気軽に読める短編集みたいな感じ。
それを読みやすいと感じるか物足りないと感じるかは人によりけりかな。

謎に包まれた結城中佐、一体あんた何者だい!?
って思いながら、痛快なスパイミステリーを楽しんでください(笑)





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