DATE : 2009年08月09日

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「シャークウォーター 神秘なる海の世界」★★★★ サメについて考え直してほしい

シャークウォーター 神秘なる海の世界


こないだWOWOWでやってた海洋ドキュメンタリーを観ました。
「シャークウォーター 神秘なる海の世界」

ロブ・スチュワートサメが大好きな海洋生物学者にしてカメラマンのロブ・スチュアートが製作したドキュメンタリー映画。
←ちなみにロブ・スチュアートはイケメン学者(笑)
結構若い。しかもけっこう童顔。


まぁそれはともかく。
幼いころサメに魅了された彼が、サメにつて研究をし、現在絶滅の危機にあるサメの保護をアピールした映画。

 あらすじ
シャークウォーター


サメというと、まずどんなイメージが湧きますか?
「ジョーズ」など多くの映画に描かれている"人間を執拗に襲う凶暴で危険な魚"というイメージが世界中に広く浸透して、サメを恐れ、嫌う人が世界中に大勢いる。

しかし本当のサメの姿はそのイメージとは全く逆だ。
彼らは警戒心と優れた知能と感知能力から人間を近づけず、ましてや人間を食べようと狙ってくることなどしない。
彼らがまれに人間に噛み付くのは、人間が彼らを刺激したり怒らせたりした結果であることがほとんどだ。

そして古代生物の一種であるサメは、海での最大の捕食者として食物連鎖のピラミッドの頂点にたつ存在として、地球の2/3の面積を持ち陸上の環境にも大きな影響を与える広大な海の食物連鎖のバランスを保つために太古の昔から大きな役割を果たしてきた。
最大の捕食者であるサメがもし絶滅したとしたら。
今までサメに捕食されていた、植物プランクトンを食べる魚が増え、逆に魚たちのエサとなる植物プランクトンが減少する。
植物プランクトンは森林と同じように、二酸化炭素を吸収し光合成をして酸素を生み出す。
その植物プランクトンが減少することは、温暖化の促進など地球の大気に大きな影響を与える。
サメが絶滅することで受ける影響は、この他にも色々考えられる。
地球環境を考えるとき、サメという生き物は大きな役割を持っているのだ。
シャークウォーター シャークウォーター シャークウォーター


そんな彼らが近年中国料理フカヒレや健康食品の原料として乱獲されている。
(ちなみに病気をしないというサメの成分を摂取する健康食品(サプリメント)は効き目がないらしい)
フカヒレは大きな儲けがある商品のため、数少ないサメの保護地区であるコスタリカやガラパゴス諸島でも密漁が絶えない。またマフィアが絡んでいたり警察が裏で買収されていたりして密漁を取り締まることも困難である。
シャークウォーター シャークウォーター シャークウォーター

シャークウォーター
←乱獲され、ひれだけを切り落とされたサメの死骸は、無残にも海に投げ捨てられる。


こうしてサメは彼らの長い歴史の中で始めて捕食される側になり、大乱獲により個体数は90%減った と言われ、絶滅が危惧される種となった。
学者たちは「海のピラミッドのバランスを崩したしっぺ返しは必ず返ってくる」と危惧している。

しかし、サメの保護に対して世間は消極的である。
他の動物に比べ、サメ保護の活動をする団体は少なく、大きな団体はないのが現状である。

人々はサメを乱獲することに罪悪感を覚えにくく、サメの保護に熱心に取り組む人は少ない。
その原因は、おそらく人々が持っているサメのイメージによるものであろう。
「サメは人間に害をなす凶暴な生き物だ」という印象が、乱獲や密漁などの行為をそう悪いことと捕らえさせなくしているのだ。
「アザラシは可愛い、サメは凶暴」というイメージ。
しかしアザラシもサメも同じ用意魚を食べて生きていることに変わりはないのだ。

人間は果たして、保護する種と絶滅させる種を選別できるほど知能の進化した、そして権力を与えられた種なのだろうか?
シャークウォーター


今まで、サメをそんな目で見たことはありませんでした。
サメが地球環境にどんな影響を与えているかなんて全く考えも及ばなかったです。
ただ単純に、 「コワい」と思っていただけ。
サメによる死者が年間5人なのに対し、象とトラは100人、死刑は2400人、麻薬では2.2万人、自動車事故では120万人、飢餓では800万人だそうです。
人間の一方的で完全に間違ったイメージのせいで、絶滅の危機に追いやられている海の支配者サメ。
陸で言えば、百獣の王ライオンみたいな存在なのに、この扱いの違いはなんなんだろう。

ジョーズそして、こんな地球規模の影響を与えた「ジョーズ」という映画の功罪も考えずにはいられないです。
スピルバーグもまさか未来にこんな影響が出るなんて、映画を制作しているときには考えてみも見なかっただろうけどさ。
サメという実は人間を襲うなんてことをめったにしない生き物を全く別の(イメージの)生き物にしてしまって、そのために人々がサメを絶滅の危機のさらしても(他の動物のように)罪悪感を感じなくさせたなんて、なんだか非常に罪深い気がする。
もちろんサメが危機に瀕しているのは人間全体が悪いんじゃなくて映画のせいだ!なんていうのは無責任極まりない責任転嫁だと思うけど、
作る側は映画にはそれだけの影響力があるんだということを、
観る側は映画の世界での描かれ方と現実はイコールではない、映画のイメージを鵜呑みにして現実世界にそのまま適用するには注意が必要だということを、きちんと念頭において映画に接しないといけないんだ。と思う。

映画好きとしては、結構考えさせられる映画でした。
(映画だけでなく、メディア全体に言えることだけどね)
サメに対する間違った認識を直してもらうために、この映画を多くの人に観てもらいたいと思います。


最後に、映像が本当にめちゃめちゃきれいですばらしい映画でもあります。
写真を見てもわかると思うけど、映像はもっと圧巻です。
自分が潜っているみたいな臨場感と海の生き物たちの神秘性がすごく伝わってくる映像なので、ダイビング好きにはたまらん!と思うし、ダイビングに興味がない人もこの映像を見たら圧倒されること間違いなしだと思う!
海の映像をちょっとだけ覗いてみてください↓


(テレビで見たらYouTubeより全然画像もキレイに観れますハート


ぜひ観てみてください!!


「SHARKWATER」
2006年 アメリカ 89分
鑑賞:2009/8/7 
2009年 101本目/目標150本




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自己紹介

まっつ

Author:まっつ
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映画がないときっと死んじゃいます。その他、お絵かき、タイ料理、韓国料理が大好き。
主には鑑賞した映画の記録簿ですが、これを読んで映画をオモシロイと思ってくれる人が日本に一人でも増えたら嬉しいです。
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