DATE : 2009年10月06日

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

本「物は言いよう」★★★☆ 気付かずにセクハラしてませんか?

ここ1、2週間ほどブログのレイアウトを色々いじっておりました。
中途半端な状態で放置(もちろん公開したまま…)したりとお見苦しいところを曝しておりましたが、やっと完成。(私の)気が済みました。
しばらくはこのレイアウトで落ち着くと思います。。
はぁぁ、疲れた… こまったこまったこまったため息。。

* * * * * * * * * * * *

さて、やっと読み終わった本のご紹介~。

斎藤美奈子著 「物は言いよう」
斎藤 美奈子 著
「物は言いよう」

エッセイ…てほど軽い内容ではなく、評論というほど一つのことについて深く掘り下げた書き方をしてる本でもなく…
いろんな人の発言や著作などを、セクハラやフェミニズムの観点からチェックする
という本です。
著者いわく実用書だそうです。
「こういう発言はセクハラやフェミニズム(→男女平等)の観点から要注意だよ!」というハウツー本とでも申しましょうか…


私は小説家の三浦しをんのエッセイが大好きで何冊か読んだんだけど、その中の「三四郎はそれから門を出た」という本は、大変な読書家である三浦しをんが選んだ本の紹介集。興味をそそられる、まだ見ぬ本たちがたくさん出てきます。


三四郎はそれから門を出た


斉藤美奈子著「物は言いよう」もその中の1冊

政治家の発言や執筆家の著作、新聞、雑誌に掲載されたインタビューなどなど、公共の電波や紙面にのった表現をフェミ・コード(略してFC)の観点からチェック。
誰が見ても明らかに「オイオイ……ガーン」なセクハラ・男女差別な難易度★のもの(中にはレイプ擁護みたいな発言も)から、「ん、ちょっと待てよ?」や「普段当たり前に使いすぎてて今更直せない!!」難易度★★★のものまで幅広い事例を取り上げて、かなりの辛口でビシバシチェック!!
「人を批判するなら実名で」と自分で語るとおり、ここまで言っちゃうのか…と感心するほど大物もバッサバッサ切りまくる万能包丁、実に男前(←これもFCチェックに引っかかりそう…)な著者の斎藤美奈子さん。
清々しいっス!

何がフェミ・コードに引っかかるのかを色々な事例を通して見直しながら読み進めていくうちに、今までなんとなくしか掴めていなかった「フェミニズム」や「ジェンダーフリー」、「男女共同参画社会」という言葉の意味が徐々に解ってきます。
「セクハラやフェミニズムに気をつけて」と言うと、普段の何気ない一言にまで配慮しなくちゃいけないような、言動が束縛されて堅苦しい気疲れしそうな印象を受けるけど、真意は堅苦しさとは対極。
「男らしさ」「女らしさ」という性別ごとの"らしさ"で個人を縛るのをやめて、「自分らしさ」「その人らしさ」つまり個性をもっと大事にしましょうよ
ということ。
"性別+らしさ"からの解放を呼びかけるのが「フェミニズム」や「ジェンダーフリー」なのでした。
で、そうやって解放されるためには、私たちが普段の生活で意識・無意識でやっている男女差別を無くしていく努力をしなきゃいけない。
「セクハラ」や「フェミコードにひっかかる言動」に気をつけることは、そんな努力の中の一つなのです。
ジェンダーフリーは決して男対女の戦いとか、弱い女が強くなるための武装や攻撃ではなくて、社会や個人の多様化の1つなんだ、ってことがこの本を読んでいてわかってきましたよ。


私は中高と私立の女子校で伸び伸び育ってしまったので(?)、大学の教授連の封建的なにおいがプンプン漂ってくる様子を見て「まだこんなことやってんのか!」と驚きと呆れを強く感じました。
でも、社会にもまだまだそんな風習が残っているところもたくさんあるよね。
恵まれたことに私はそんなにひどい状態の環境には行き当たったことがないけど、未だに古い考えが抜けないところでは、今も女性が日々戦っている、もしくは耐え忍んでいると思います…
本で何度か取り上げられる石原都知事とかも行政面では現代的・画期的な考えの持ち主という印象だけど、男女の力関係や役割については年齢なりの古臭い考えのままみたいだし。
(てことは、場合によっては都庁で働いている女性はみんな、毎日多少なり戦い・耐え忍びを強いられているかも…? こんな日本の中心的な職場でさえそうなんだから、他にもまだどこにそんな環境が潜んでいるかわからん。。。)
あ、FCチェックに引っかかるのは男性だけじゃないですよ!女性の発言もたくさん取り上げられてます。女性も要注意!!


まぁ、なんて感じで今のニッポンについていろいろと考えさせられてみたり、日頃の自分の言動についていろいろ考えさせられてみたり。
なかなか刺激的な本で良かったですよ。


スポンサーサイト
自己紹介

まっつ

Author:まっつ
webのお仕事で食っています。
映画がないときっと死んじゃいます。その他、お絵かき、タイ料理、韓国料理が大好き。
主には鑑賞した映画の記録簿ですが、これを読んで映画をオモシロイと思ってくれる人が日本に一人でも増えたら嬉しいです。
映画仲間も増やせると嬉しいなーー!!
ブログや絵のご感想大歓迎です!



フォロー、友達歓迎です。
twitter facebook


自作でイラストを描いています
ご感想やご意見大歓迎! お気軽にコメントからどうぞ。

記事検索

カレンダー&月別で探す


«09月 | 2009年10月 | 11月»
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

プルダウン 降順 昇順 年別

ケータイはこちらから!

QR

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
映画
263位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
125位
アクセスランキングを見る>>

リンク

WOWOW

チケットぴあ

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。