DATE : 2009年12月25日

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「誰も守ってくれない」★★★★★ 色んなキャラに感情移入できる秀逸ドラマ

誰も守ってくれない 君塚良一 佐藤浩市 志田未来

「誰も守ってくれない」観ました。

監督・脚本は「踊る大捜査線」シリーズでおなじみ、 君塚良一
出演陣はかなり豪華。
主演の殺人で逮捕された少年の妹・沙織役の志田未来、彼女を保護する刑事・勝浦役の佐藤浩市に加え、勝浦の同僚に松田龍平、勝浦の恋人(?)に木村佳乃、事件を追う新聞記者に佐々木蔵之介、そのほか柳葉敏郎石田ゆり子なんかも重要な役で出演。


 あらすじ
ある日幼女二人が殺害される事件が起き、容疑者として19歳の少年が逮捕される。そして彼の両親と妹、3人の生活は一変する。
両親と妹の沙織(志田未来)は息子が、兄が子供を殺した犯人であることに驚き、呆然としながらも、押し寄せるマスコミから逃れるため警察によって保護される。
まず両親は紙面上いったん離婚させられ、今度は母方の姓で再婚させられ、兄以外の家族は苗字を変えられる。そして3人別々に保護されることになる。
その中で妹を保護することになる刑事の勝浦(佐藤浩市)は、現在離婚目前の妻と娘を持っており家族関係に問題を抱えている。そして彼は昔、追っていた犯人を尾行していた際に目の前で幼い男の子を殺されるのを止められなかったという過去を今も深く悔いている刑事だった。
マスコミの追跡はエスカレートし執拗になり、勝浦沙織を連れて東京を出て、ある海辺のペンションに向かう。そこはかつて勝浦が目の前で殺されるのを止められなかった男の子の両親(柳葉敏郎・石田ゆり子)の経営するペンションだった。勝浦は彼らに妹と自分を匿ってもらうよう頼む。
しかし容疑者の家族を追うのはマスコミだけではなかった。
沙織は凶悪犯の妹としてネットで晒し者にされ、彼女の居場所を探り当てようと盛り上がり暴走してゆく。


なんかとっても、
色々な立場のキャラクターそれぞれに感情移入して観れた。

沙織は凶悪犯の家族でありながらも、突然家族をバラバラにされて、激しいマスコミ攻勢やネットなどを通じた世論からの批判・攻撃、好奇の目にさらされる。
刑事勝浦は、離婚の危機が気が気でないのに「なんで自分が容疑者側の人間の護衛なんかしきゃいけないんだ」と不満に思いながらも、沙織が自分の娘に重なって見えてしまい徐々に使命感を強める。彼は護衛と同時に、事件の関係者である沙織から容疑者である兄の犯行を裏付ける証言を取れと上から圧力をかけられてもいる。
ペンションの経営者夫婦は、かつて自分たちの幼い息子を殺した男と同じように幼女を殺した犯人の家族を匿うことを、理屈では正しいと分かっていても感情的にはとても耐えきれないと思っている。
新聞記者はいじめに遭って登校拒否になった息子を持ち、加害者に強い憎悪を抱いていて同じ弱い者を攻撃した兄に激しく批判的な目を向けていて、「凶悪犯の家族は同罪、被害者の遺族に死んで償え」と思っている。
ネットなどの世間も凶悪犯を憎み、犯人の家族の保護に力を注ぐ警察を批判し、警察の庇護のもとのうのうと生活している家族に「被害者に申し訳ないという行動をとったらどうだ」と被害者サイドで犯人側の家族を敵視する。

もし自分が彼らの立場だったら、きっと彼らと同じような行動を取ったんじゃないかと思う。

犯罪者の家族側から見たら、世間の家族に対する目がいかに厳しく人権を無視した行動で制裁を与えようとしているかわかっていても、やっぱり自分が実際に凶悪犯罪のニュースを見たら、被害者に同情して犯人を憎み、家族のことも犯人の仲間みたいな目でとらえてしまうと思う。
功績をあげて出世を望む刑事からしたら、凶悪事件の犯人の家族なんて建前的には保護しているけど、実際はいかに事件解決の糸口に使うかというコマとしてしか見られないだろう。
離婚の危機を迎えて家族との関係を一刻も早く修復したい父親にとって、犯人の家族の護衛なんて、誰か時間に余裕のある他の奴にでもやらせろ、と思うのが人情だろう。

誰も守ってくれない 志田未来 誰も守ってくれない 佐藤浩市 松田龍平 誰も守ってくれない 志田未来 佐藤浩市 木村佳乃 誰も守ってくれない 佐々木蔵之助 誰も守ってくれない 柳葉敏郎 石田ゆり子
誰も守ってくれない 志田未来 佐藤浩市

そんな色んな立場の人々の、自分目線でしか物事を考えられないドラマ。
でもそれが異常に自分勝手なキャラクターとしてではなく、自分にもあるな、っていう共感を持って観れるドラマだから、すごく見ごたえがある。

俳優さんたちもみんなかなり良くて、そちらの方も見ごたえ◎
特に、ギバちゃん、石田ゆり子、松田龍平、木村佳乃らへんがヨカッタは-と

ということで、総合的に見ても
かなり満足の1本でした!!


「誰も守ってくれない」
2008年 日本 118分
鑑賞:2009/12/11 
2009年 150本目/目標150本




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まっつ

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