「おくりびと」★★★★☆ じんわり心に染み入る

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「おくりびと」★★★★☆ じんわり心に染み入る

おくりびと


「おくりびと」見ましたjumee☆movie1a

ダダ泣き。sc07

えぇ、えぇ、泣きましたともさ。
人の死を扱う映画なので、お葬式のシーンのたびに泣いていました。
つまりかなり初盤からコンスタントに…
後半過ぎたあたりで
「このペースで泣き続けると帰りに外を歩けない顔になってるのでわ…!?驚き
と危惧するも、涙腺は閉まらず…。
最後までペースを守って泣き続けましたかおまる

今年で七回忌になるうちの祖父が亡くなった時、私は初めて納棺の儀式を見たんですが、死装束にこんなにいろいろ部品があることや、それら一つ一つを家族が手伝って身につけさせるなど、いろんな儀式が納棺にはあるんだってことを初めて知って驚いたのを覚えてます。
いや、弔問のノリで念仏くらいかな~とか思っていたので…sc06
読みが甘いにもほどがありました。

極楽までの旅路の旅装束を調えたり、途中のお弁当(にぎり飯だったかな)や三途の川の渡り賃を持たせたりといろんな用意を整えます。
ここまでやるからには、しっかり死後の世界もしくは輪廻を信じてないと納棺の儀式には参加できないんでは…?と思ってしまうほどしっかり用意してました。
家族や親しい人の死なので、その場限りでも信じたくなる気持ちはわかるけどね。


ところで、私は受験塾とかブライダル業界で働いてる人をすごく尊敬しています。
と同時に自分ではやりたくないと思ってます…
なぜなら、失敗したときに取り返しがつかなそうだから。
お客さんにとっては人生に一度のイベントなので、意気込みがハンパないと思うのですが、対する自分(従業員だったら)にとってはそれがルーティンワークなわけで、ミスや不運な出来事も起こるでしょう。
そのとき、どうすればいいの?
というプレッシャーが…重過ぎないかい?
毎日お客様の意気込みとそのプレッシャーに耐えながら仕事しているこの業界の皆様は偉いなーーと大尊敬です。
たぶん自分には無理なので。。

でも、それで言ったら葬式業界が一番かも…
と、おくりびとを見ていて思ったのでありました。
まさに、人生に絶対一度しかありえない行事だからね。


さてアカデミー外国映画賞獲りましたねぇ。
おめでとうございますキラキラ
外国語映画賞を獲る作品の傾向として、結構シンプルな筋の作品が多い気がするな。

その点は「おくりびと」も然りでした。
筋がシンプルな分、時間を贅沢に使った、ゆっくり浸れる作品になってて良かった。
ストーリーと一緒に、現代社会人をゆったり時間で癒してくれるんじゃないかしら。

もっくんが元チェロ奏者という設定も、実はあまり重要ではなかったのかな…?という程度のゆるい設定。
あ、でも舞台の室内がことごとく古き良きボロめの建物で日本くささに溢れていたので、それと西洋楽器であるチェロの音楽のギャップはよかった。


この映画、アカデミー賞を受賞する前(もしくは受賞したと知る前)に見てみたかったな。
この事実がぜったい映画の感想を変える。と思う。

映画中で、「納棺士なんて、そんな職業はみっともない」とか「汚らわしい」とかけちょんけちょん言われているもっくん。
でも、そのセリフより前にもっくんの納棺の儀式のときの堂々たる、そしてやさしさに溢れる姿を見ている私は「そんなことないよ、納棺士はすばらしい職業だよ。そんな古い感覚ダメだよ」と心の中で反論。
1233874633.jpg

と同時に、「アカデミー賞までとったすばらしいモチーフの職業よ?」となってしまうわけです。
おくりびと アカデミー賞受賞

なので、納棺士業に否定的な感情をもつ登場人物たちの心情には、ほぼ全く共感できず。
頭では否定的な感情を持つのもわかるし、その職業を身近な人がやっていることに嫌悪感を隠せない人もいるだろうということも納得できるのに。

もうちょっと否定的な意見に共感しかけたところで、何かのエピソードで「でもやっぱり納棺士って職業は素晴らしい職業なんだわ!!」
と翻らせてほしかったな。
贅沢かしら……

一緒に見に行った友人ミッキも、アカデミー賞受賞に絶対負けるもんか(評価を甘くするもんか)と思って映画館に臨んだと言ってました。
さすがの心構え。達人…!?

でも結局「負けた」と言ってました。
つまりはちゃんと作品自体のクオリティがアカデミー賞にふさわしい、良い作品だったということだね。



 ◎ ◎ 後日談 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

おくりびと 新宿ピカデリー
新宿ピカデリーでは日に1回とかの少ない回数だけど、1年以上ロングランで上映してました。
すごいことだよね!!
写真は、全世界65カ国で公開されたという「おくりびと」の各国のポスターの展示(in新宿ピカデリー)。
左上のとか、もう音楽家の映画か!?という勢い…
これでちゃんと映画のテーマ伝わるのか…??i-mode絵文字風・汗

 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
 

「おくりびと」
2008年 日本 130分
鑑賞:2009/3/1 映画館で観た新宿ピカデリー
2009年 27本目/目標150本




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『おくりびと』 もっと、しんみり&しっとりした映画化なのかと思っていましたが、 思いのほかユーモアで包んでいて、 死という厳粛なテー...

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Author:まっつ
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